自転車は2輪で走る手軽な乗り物ですが、乗り方や整備状況によって怪我や事故につながる恐れがあります。
安全にご使用いただくために、ぜひ次の事項をお守りください。
●正しい乗り方をしてください
- ・2人乗りはしないでください、法律で禁止されています。同乗させることができるのは6歳未満の幼児1人(幼児2人同乗基準適合車は除く)です。
- ・リアキャリア(荷台)には積載制限があります。特に、お子さまの同乗はなさらないようにしてください。
- ・乗車するときは必ず自転車用ヘルメットを着用してください。お子さまを同乗させるときは幼児用ヘルメット、シートベルトを必ず着用させてください。
- ・リアキャリアにチャイルドシート(後用)を取り付ける場合、運転に支障のない範囲でできるだけ前寄りに取り付けてください(重心が後ろ寄りになると後方へ転倒する場合があります)。また、ドレスガード、両立スタンドを装備してご使用ください。
●日常の点検を励行してください
- ・乗る前に空気圧、ブレーキの利き、各部のがたつきや緩みなどを点検してください。
- ・異常や擦り減った部品を見つけたら、直ちに販売店に修理をご依頼ください。
- ・前車輪やフロントサスペンションフォークはハンドル部を持ち車輪を浮かせて、手で上から車輪(タイヤ)をたたいても、がたつきなどの異常がないか点検しましょう。
- ・普段のお手入れは、乾いた布やブラシで、泥や土、ほこりを落としてください。頑固な汚れは、中性洗剤を薄めてご使用ください。
- ・ステンレス部品はさびにくい金属ですが、使用条件や環境によってステンレスに付着した鉄粉などがさびることによって「もらいさび」が発生します。また、ステンレスは塩素にも弱くさびることがありますので、表面についた塩分や水分などの汚れをふき取ってください。
●6ヶ月から1年ごとに定期点検をお受けください
- ・定期点検を受けないと、異常や故障の発見が遅れ、事故の原因となります。
- ・ブレーキワイヤや変速ワイヤは異常がなくても2年ごとの交換が必要です。
- ・擦り減ったブレーキシュー、タイヤでの走行は危険です。
※定期点検・整備の料金は、お買上げの販売店までお問い合わせください。
●異常を感じたら点検をお受けください
- ・転倒などで強い衝撃を受けた時や、部品のがたつきや緩み・変形・異音などを感じたときはすぐ点検をお受けください。
●取扱説明書をお読みください
- ・ご使用前に取扱説明書記載の『安全上のご注意』をよくお読みいただき、必ずお守りください。
※長期間(10年以上)ご使用になると多くの部品に傷みが生じ、交換や整備が必要になります。安全面、費用面からも買い換えをお奨めします。
●使用目的に合った自転車をお選びください
- ・販売店にご相談し、乗車経験や目的に合ったものをお求めください。
●より身体にあった自転車をお選びください
- ・表示している適応身長は目安であり、個人差により多少乗車可能範囲に差がでます。