自転車と出会ったきっかけ


釣り場への移動手段として幼少期から自転車で南大阪を駆け回り、トライアスロンに没頭していた兄から不要になったフレームを受け取って自分で組んだところからロードバイク生活がスタート。学生時代にイタリアに留学して毎日ロードバイクを乗り回すとともに自転車文化にどっぷり浸かり、帰国後は東京でバイシクルメッセンジャーとして働く傍ら、翻訳と執筆の仕事で自転車関連のメディア業界に入り、かねてからの趣味であった写真撮影が、徐々に本業へとシフトしていった。
自転車を選ぶ際にこだわったポイント


フォトジャーナリストという職業柄、様々なグレードの様々な素材の様々な用途のバイクをテストしてきたが、これまでチタンは所有したことがなく、中でもレーシーなイメージのバイクが欲しくてパナチタンのFRTC11 Version Hをセレクト。
パナソニックを選んだ理由


命を預けるフレームが明確にどこで作られたかがわかる安心感。カーボンフレームだとどうしてもざっくりとしたサイズ感になる一方で、細かく16種類も用意されたフレームジオメトリーの中から適正サイズを選び出すことができる。
自転車との付き合い方


フリーランスの立場を生かして、毎日の1〜2時間の探索ライドや週末のロングライドまで、日本で過ごす期間は積極的にライドに出掛けています。「他の人が知らない魅力的な道を見つけ出し、それを他の人に広めること」が最近の流行り。
他に所有しているカーボンバイクやスチールバイクとの住み分けとして、がんがん踏むようなライドでこのチタンバイクをセレクトしています。
愛車のカスタムポイント


チタンバイクの捉え方は様々だと思いますが、「戦える金属フレーム」を念頭にパーツを選んでいます。そして見た目は極力シンプルに。さりげなくペダル式のパワーメーターで出力を計測し、他のバイクとの踏み方による比較を楽しんでいます。
使用したモデル
※FRTC11 Version Hは旧モデルのため、現行モデルFRTC13 Version Hの紹介になります。
Road FRTC13 Version H


パナソニックはチタン素材にこだわる。それは最も理想に近いしなやかさとバネ感のバランスを実現できるからだ。ORTC13には軽く、強い3Dオプティマム・Xバテッド3AL2.5Vチタン合金チューブを採用。また、ライダーの体格や脚質にウィップのリズムがよりフィットするよう、2つの剛性チョイスをご用意。さらに高速走行性能を重視したジオメトリー、電動シフター・シマノDi2専用フレームも選択可能。ORTC13は過酷なレースシーンでこそ、そのポテンシャルを発揮する。